緑滴る 杭州西湖
今日で5月も終わり。5月は色なら緑。
そして、中国で私にとって緑が似合う街と言えば、
杭州。何回も訪れた街だけど、やっぱり5月には
行ってみたくなる場所。そこで、思いついたら、即行動。
行ってみました!杭州へ。
20代前半のころ、ファッションリングを買いに行き、
エメラルドの指輪のデザインが気に入った。
「でも、緑色って洋服なんかの他の色と合わせるの
難しくないですかぁ?」って、お店でつぶやいたら、
店員いわく「花にはいろいろな色がありますけど、
葉っぱは、みんな緑じゃないですか。緑って何色にも
合うんですよ」
この言葉に、深く納得しエメラルドの指輪を買った。
冒頭の写真。杭州西湖に浮かぶ白く咲いた水連を
見て、「何色にもあうけれど、一番合うのは白。」って
確信した。霧雨に煙る西湖。ここに咲く白い水連は
そこだけスポットライトが当たっているかのように、
明るくて、空気が凛としていた。
上海から南西150㎞に位置する杭州市は、浙江省の省都。
杭州と言えば、春秋時代の美女、西施に例えられる西湖
が、全国的にも知られた景勝地。
ここを詠った有名な詩がある。
飲湖上初晴後雨 蘇軾
湖上に飲し 初め晴れ後に雨
水光瀲艶晴方好 山色空濛雨亦奇
欲把西湖比西子 淡粧濃抹総相宜
水面にきらきらと太陽が光りきらめいて晴れの日はいい
霧に霞む山 雨の景色もまたいい
美女の西子=西施に例えてみれば
薄化粧もばっちりメイクも総てよろしい
初めこの詩を日本で見た時、
晴れても、雨でもいい?
いつでもいいって、どうでもいいってこと?
薄化粧でも濃い化粧でもいい?
やっぱ、美女でもスッピンはダメなのか。
と、斜に構えて解釈していたけれど、94年に初めて
西湖に来た時、湖面に西日が光っていて神々しかった。
波光のきらめきを追っていくと、太陽と湖面が繋がって
いるかのようだった。
以後、何回も西湖に来たけれど今回のような霧雨は初めて。
やった!山色空濛じゃん。確かに、雨も風情がある。
傘の花も咲いている。
湖に浮かぶ船も絵になる。
けど、人が多すぎる!
ここは、名月の観賞スポット三潭印月
湖に浮かぶ石塔はなかなかいい雰囲気なんだけど、
島の方は、なんたって人が多すぎ。
場所を移すことに。船で移動。
船の中の「スタッフ心得」みたいな看板が目に留まる。
頷けるものもあるし、笑えるものも。
私が気に入ったのは、「思想集中」
何の思想かは、解らないけど集中するのは大事だよね。
西湖は周囲15キロほどだから、中国ではそれほど大きい
湖と言うわけではないけど、「西湖十景」と呼ばれ、みどころ
満載。こういうところは、欲張らずにゆっくり、しっとり周りたい。
今回は短い時間だし、牡丹と鯉で有名な「花港観魚」にだけ
行ってみることにする。「三潭印月」を出た船は、西湖を南北に
貫く堤防=蘇堤に到着。
ここが、またまた人が多い!人山人海!
日本なら芋の子を洗うところですが、中国では煮餃子。
餃子を煮てるみたい。
人をかき分け「花港観魚」に到着。
牡丹は無かったけど、タイサンボクや
孔雀
<木の中に居ます!>
もちろん、鯉も。
たくさん鯉がいるように見えるけど、密度でいえば
鯉を見ている観光客の方がずっと過密。
ここで、小さな笛を買った。
太めのストローに綿のようなものを詰め、その綿に針金を付けて
片側から引っ張る。綿のようなモノの位置によって、高音になったり
低音になったり。値段は1元=約13円。
以前来た時と値段は同じだけど、素材が違う。
以前はプラスチックではなく、細い竹だった。
高校の時、吹奏楽部でフルートを吹いていたので
割と笛が好き。この小さな笛もぴ~ぃ、ピーィ練習して
ホンモノの鶯みたいに吹ける様になった。
と自負していたら、「どこで買ったんですか?」「いくら?」
と2~3人に聞かれた。3人目に答えていると「何、何?」と
人が集まってきた。売り子さんのところには、人が集まらないのに
商売していない私の周りには人が集まる。おもしろいね。
最近の中国の観光地の入場料はけっこう高い。
でも、ここ西湖は入場料を取るのをやめた。
そのおかげで却って、観光客が増え、入場料の分、買い物を
してくれて、現地は潤っているみたい。
それは、それでいいことだけど、あんまり人が多いと
西湖の楽しみが半減しちゃう・・・ とちょっと寂しい気もした。
でも、仕方ないね。これから中国はますます豊かになって
中国人がどんどん、国内観光に行くようになると思う。
穴場・・・と思っていたところも、きっとあっという間に観光客が
押し寄せるかも。今のうちに、いろいろ行かなくっちゃ。
午後は、龍井村に。(次回、紹介します)
夜は西湖の音楽噴水を楽しむ。
これが、花のように咲きます。
そして、旅の楽しみ。地ビール♪
筍の前菜と奥は豚の角煮
小籠包
魚とエビの炒め物
この麺が、美味しかったなぁ。
ゆばの揚げ物もビールに合うし・・・
知味観という、老舗人気レストランを堪能しました。
ごちそうさま!
つづく
そして、中国で私にとって緑が似合う街と言えば、
杭州。何回も訪れた街だけど、やっぱり5月には
行ってみたくなる場所。そこで、思いついたら、即行動。
行ってみました!杭州へ。
20代前半のころ、ファッションリングを買いに行き、
エメラルドの指輪のデザインが気に入った。
「でも、緑色って洋服なんかの他の色と合わせるの
難しくないですかぁ?」って、お店でつぶやいたら、
店員いわく「花にはいろいろな色がありますけど、
葉っぱは、みんな緑じゃないですか。緑って何色にも
合うんですよ」
この言葉に、深く納得しエメラルドの指輪を買った。
冒頭の写真。杭州西湖に浮かぶ白く咲いた水連を
見て、「何色にもあうけれど、一番合うのは白。」って
確信した。霧雨に煙る西湖。ここに咲く白い水連は
そこだけスポットライトが当たっているかのように、
明るくて、空気が凛としていた。
上海から南西150㎞に位置する杭州市は、浙江省の省都。
杭州と言えば、春秋時代の美女、西施に例えられる西湖
が、全国的にも知られた景勝地。
ここを詠った有名な詩がある。
飲湖上初晴後雨 蘇軾
湖上に飲し 初め晴れ後に雨
水光瀲艶晴方好 山色空濛雨亦奇
欲把西湖比西子 淡粧濃抹総相宜
水面にきらきらと太陽が光りきらめいて晴れの日はいい
霧に霞む山 雨の景色もまたいい
美女の西子=西施に例えてみれば
薄化粧もばっちりメイクも総てよろしい
初めこの詩を日本で見た時、
晴れても、雨でもいい?
いつでもいいって、どうでもいいってこと?
薄化粧でも濃い化粧でもいい?
やっぱ、美女でもスッピンはダメなのか。
と、斜に構えて解釈していたけれど、94年に初めて
西湖に来た時、湖面に西日が光っていて神々しかった。
波光のきらめきを追っていくと、太陽と湖面が繋がって
いるかのようだった。
以後、何回も西湖に来たけれど今回のような霧雨は初めて。
やった!山色空濛じゃん。確かに、雨も風情がある。
傘の花も咲いている。
湖に浮かぶ船も絵になる。
けど、人が多すぎる!
ここは、名月の観賞スポット三潭印月
湖に浮かぶ石塔はなかなかいい雰囲気なんだけど、
島の方は、なんたって人が多すぎ。
場所を移すことに。船で移動。
船の中の「スタッフ心得」みたいな看板が目に留まる。
頷けるものもあるし、笑えるものも。
私が気に入ったのは、「思想集中」
何の思想かは、解らないけど集中するのは大事だよね。
西湖は周囲15キロほどだから、中国ではそれほど大きい
湖と言うわけではないけど、「西湖十景」と呼ばれ、みどころ
満載。こういうところは、欲張らずにゆっくり、しっとり周りたい。
今回は短い時間だし、牡丹と鯉で有名な「花港観魚」にだけ
行ってみることにする。「三潭印月」を出た船は、西湖を南北に
貫く堤防=蘇堤に到着。
ここが、またまた人が多い!人山人海!
日本なら芋の子を洗うところですが、中国では煮餃子。
餃子を煮てるみたい。
人をかき分け「花港観魚」に到着。
牡丹は無かったけど、タイサンボクや
孔雀
<木の中に居ます!>
もちろん、鯉も。
たくさん鯉がいるように見えるけど、密度でいえば
鯉を見ている観光客の方がずっと過密。
ここで、小さな笛を買った。
太めのストローに綿のようなものを詰め、その綿に針金を付けて
片側から引っ張る。綿のようなモノの位置によって、高音になったり
低音になったり。値段は1元=約13円。
以前来た時と値段は同じだけど、素材が違う。
以前はプラスチックではなく、細い竹だった。
高校の時、吹奏楽部でフルートを吹いていたので
割と笛が好き。この小さな笛もぴ~ぃ、ピーィ練習して
ホンモノの鶯みたいに吹ける様になった。
と自負していたら、「どこで買ったんですか?」「いくら?」
と2~3人に聞かれた。3人目に答えていると「何、何?」と
人が集まってきた。売り子さんのところには、人が集まらないのに
商売していない私の周りには人が集まる。おもしろいね。
最近の中国の観光地の入場料はけっこう高い。
でも、ここ西湖は入場料を取るのをやめた。
そのおかげで却って、観光客が増え、入場料の分、買い物を
してくれて、現地は潤っているみたい。
それは、それでいいことだけど、あんまり人が多いと
西湖の楽しみが半減しちゃう・・・ とちょっと寂しい気もした。
でも、仕方ないね。これから中国はますます豊かになって
中国人がどんどん、国内観光に行くようになると思う。
穴場・・・と思っていたところも、きっとあっという間に観光客が
押し寄せるかも。今のうちに、いろいろ行かなくっちゃ。
午後は、龍井村に。(次回、紹介します)
夜は西湖の音楽噴水を楽しむ。
これが、花のように咲きます。
そして、旅の楽しみ。地ビール♪
筍の前菜と奥は豚の角煮
小籠包
魚とエビの炒め物
この麺が、美味しかったなぁ。
ゆばの揚げ物もビールに合うし・・・
知味観という、老舗人気レストランを堪能しました。
ごちそうさま!
つづく
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