秋来ぬと 目にもさやかに

11月も半分過ぎました。暦の上では冬を迎えて
いますが、新宿の高層ビル街の街路樹も
紅葉を始め、秋の深まりが目にもはっきり解かる
ようになってきました。あの北京マラソンから
早3週間。もう練習の為に走らなくてもいいのに、
つい走ってしまう私。今の心配事は
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ますます、元気になっちゃうじゃん!
同世代やちょっと先輩に会って、物忘れや
小さな字が良く見えない・・・というのには
かろうじて話の輪に加われる。うれしい♪

けど、尿酸が、血糖値が、血圧が、内臓脂肪が・・・。
不健康自慢に話の花が咲くのには着いて行けない。
「元気なのはいいことだよ」と言われてもちょっと
さみしい・・・。 秋だから?

「さみしい」と言えば北京マラソンも終わっちゃったし、
上海万博も閉幕した。

北京マラソンは、準備の為にけっこう走り込んだ。
どのくらいか?距離で言えば1ヶ月100キロくらい
だけれど、途中「もう、北京マラソンが終わったら
走りたくない」「走ることなんか、もう考えたくない」と
来る日も来る日も思うほど、だったのに・・・。
走っている時に気分が高揚する「ランナーズハイ」は
経験したことがないけれど、もしかするとマラソン中毒?!

北京の街の様子は報告しましたが、上海の様子が
まだでした。

上海での実質自由時間は2日間。
出かけるまで忙しかったので、上海では少しノンビリした。
上海万博も残り僅かになっていたので、2日間とも
万博に行った。日本館、中国館、日本産業館、スイス、
ドイツ、フランス、デンマーク・・・と人気の国家館は
ほとんど行った。行きたかったけど行ってないのは
サウジアラビアくらいかな。

納得満足のテーマ館も5つ全部を見学。
フェリーに乗ったり、電気バス、カート、専用地下鉄と
乗り物類も全て乗車。
美味しいものも、かなり食べた。
そう言えば、中国のTV局の取材も受けた。5月のこと
なので、記憶の彼方だけれど・・・。
今インタビューしてくれれば、もっとイイコト言えたのに。

思い残すことがあるとすれば・・・・
中国の企業館に行っていないこと。そこで中国人からの
評判の好い「上汽集団―通用汽車館」と「中国航空館」に
行ってみた。

先ずは「上汽集団―通用汽車館」。5時間待ちの表示に
めげることなく、最後尾に並ぶ。今までの経験で表示の
半分くらいで入場できていたので、今回も「まぁ2時間半
くらいか」と心でつぶやいた。(実際は2時間10分くらい)
今回は、量より質だ。2時間ちょいならオンの字。

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並んでいる間に色々発見!客層が今までとはだいぶ違う。
5月6月は中国国内でも新疆やチベットと言った、けっこう
遠くの人が来ていた様に思う。7月8月は学生が多かった。
今回は閉幕間じかだからか、上海人が多い。
(いずれも、私が話しした人だけなので正式な統計ではない)

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<親子連れも多い。パパママ、ペアのパンダTシャツ。
 映ってないけどベビーカーの赤ちゃんも同じTシャツだった>

待っている間、直ぐ後のおばちゃんに話しかけられる。
日本の雑誌を読んでいたので「日本語が書いてあるわねぇ」と
誰に話しかけるでもなく、でも、はっきり私に聞こえるように
つぶやいていた。「日本の雑誌だよ。私、日本人だもの」と
答える。中国語が話せると思ったトタンにおばちゃんは話を
始める。「何回、万博に来たのか」「どんなパビリオンを見たのか」
これは、私への質問であると同時に「あなたは?」と私が
聞き返すと、「わたしはねぇ~」とおばちゃんの自慢が始まる。
地元の人だけあって、けっこう来ている、見ている。
けれど、私も「外国人の割りに良く来ているね」と誉められた。

私への質問責め&万博自慢が一段落すると、みかんを食べ始めた。
柑橘類のすっぱい匂いが収まったかと思うと、今度はおばちゃんの
後の子供連れの女性に話しかけていた。良く聞こえなかったけれど、
子育てアドバイスのようだった。

私は「おばちゃん」が好きだ。人に合わせて話題を選び、
しゃべりまくり、納得したら何か食べる。口が常に動いている。
1時間でも2時間でもマイペースに時間を過ごす。スゴイ!
何だか「おばちゃん」は万国共通のキャラを持っているような
気がする。ソウイウヒトニ ワタシハ ナリタイ。

腰掛けるバーもあるし、暑くもなく寒くもない。
あっという間に時間が過ぎ、「上汽集団―通用汽車館」に
入場。上汽集団とは、上海第一自動車グループのこと
通用汽車とはアメリカのゼネラルモータース=GMのこと。
このパビリオンは中米合作の自動車館と言う訳だ。

今や1、2の自動車大国となった中国とアメリカの
合作だけあって、素晴らしい!全部見たわけじゃないけど
万博会場の中で、ダントツ1位の面白さだと思う。
万博のテーマを忘れ、只の観光案内館になっているところ、
外観はスゴイが中身が・・・ってところが多い中、内容の
充実度、見せ方、楽しませ方、そしてお土産に至るまで
5つ星、トリプルAにはなまるを付けてあげたい!

先ず、入ると自動車の歴史を展示で見せてくれる。
ここまでは、まぁまぁだけれど、その後のシアターが
他と全然違う。映画館のように椅子が並んでいるところ
はよくあるけど、ここは椅子が1つ1つ独立している。
席に包み込まれるように座って、シートベルトを締める。

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2030年の上海の街が映し出され、2030年の車が登場する。
車が走り出す、右折する、スピードを緩めるとまるで自分が
運転しているかのように、自分が座っている椅子が動く。

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<この車を運転しているイメージ>

映像を見ていると言うより、自分がその映像の中にいるような、
いや、2030年に上海の街で車を運転しているような感じ。
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<2030年にはバッテリーが残り僅かになると自動的に
 チャージラインにはいり、充填。だから、目の不自由な人でも
 誰でも運転できる>

3Dでは味わえない、連帯感、参加感がある。
最近3Dに食傷気味の私は、これが気に入った。

更に、映像が終わり次に行くのかな・・・・と思うとシアターが
明るくなる前に目の前のスクリーンが下がっていく。
と、自分以外の三方にも同じようにお客さんが座っていた事に
きずく気付き、目の前にはサーカス場のような広場が現れる。
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扇動的なスポットライトと共に現れるのは象やライオンでは無い。
さっき、映像で見た2030年の車だ。へぇ~なんて思っていると
2030年の車たちのショーが始まる。日本館でも未来の一人乗り
自動車のデモンストレーションがあったけど、こっちの方が
機敏に走り回り、アグレッシブだ。パフォーマンスする人たちの
体も柔らかくて、キレイ。上海雑技団出身?

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あっけにとられている内にショーは終わり、次のコーナーへ。
ショーで活躍していて2030年の自動車の実物が展示されている。
他のパビリオンは写真撮影禁止と書いてあるところが多い。
もちろん、お客さんはそんなことお構い無しに写真を撮りまくる。
係員も注意するでもない。

ここは、最初に撮影OKとアナウンスが入る。ただし、フラッシュ
を使わないこと。これも、私の好感度をあげた。
写真撮影OKなんて、よっ、太っ腹!

更に、気に入ったのはお土産コーナー。ではなく写真撮影コーナー。
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最後のエリアでは、一人一人セルフではあるけれど自分の写真を
撮ってくれる。席に座って、シャッターボタンを押す。確認映像が
出てOKなら、ペロッとレシートのような紙が出てくる。
(気に入らなければ、撮り直しもできる)この紙に書いてある
アドレスに24時間後にアクセスすると自分の写真が入手できる。
もちろん、プライバシーに配慮して、一人一人にIDとパスワード
が渡される。

日本産業館に5月に行ったときには富士山が描かれた袋に
試供品、パンフレットを詰めて全員に渡してくれた。
それは、それで嬉しかったけれど、よく展示会でもやって
いるので新鮮味はなかった。けど、この一人一人に写真を
くれると言うお土産はいいなぁと思った。

大満足!ケチの付けようの無い「上汽集団―通用汽車館」だった
けど、残念なことがあるとすれば、もっと早くここに行き
みんなに紹介できなかったこと。私一人だけが楽しんじゃった
みたいで、ちょっと申し訳ない感じ。

「最後の万博&上海街歩きレポート」つづく。

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